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フェイシャルエステはなぜ若者から高齢者までニーズが高いのか?フェイシャルエステの目的とは?

フェイシャルエステというとどんなイメージをお持ちですか?

わたしがエステティシャンになりたての新人だった頃に、エステにお越しにみえたお客様にこうお聞きすると、必ずといっていいほど、「怪しイメージがありました」とか「一人では行きづらいところ」だと思っていました、なんて言われていました。

 

なぜなら、数十年前はエステに行っている人というと、金銭的にも時間的にも余裕のある方か、または肌にトラブルを抱えて悩んでいる人が行くところというイメージでした。

 

わたしがエステティシャンとしてトリートメントデビューさせてもらった方も、50代前半の女性、シミに悩んでおられました。それから、60代、70代、80代の方をメインにトリートをさせていただいていましたが、まだ18才と若かったわたしは、その方たちがとっても裕福に見えていました。

 

 

フェイシャルエステが求められるようになってきた背景 

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フェイシャルサロンは、数十年前までは敷居が高いイメージだったようですが、最近では、20代以上の女性の8割以上の方がフェイシャルエステに行ったことがあると答えており、誰でも気軽に行けるフェイシャルエステは、若者から高齢者の方にまで幅広く、人気のトリートメントとして位置づけされるようになりました。

 

そして現在の女性がイメージするフェイシャルエステといえば、ヒーリングミュージックが流れる中、ベッドに横たわって、エステティシャンによる極上のマッサージが受けられる、リラックスできて心身共にリフレッシュできる。

 

日頃頑張っている自分へのご褒美に欠かせないもの。自己メンテナンスをするためのとっておきの時間。フェイシャル後は肌が潤っていて、透明感UP!! 触るとモチモチしていて、気持ちいい。そのようなイメージを持つ人も多くなりました。

 

確かに、ハンドトリートメントと呼ばれる、人の手によるマッサージは、究極な癒し効果があり、リズミカルに流れるようなマッサージは、心身共に落ち着きを与え、今を生きる女性たちの助けになることは間違いないんですよね。

 

今でこそ、多くの女性から求められるフェイシャルエステですが、今のようにニーズが高まってきた理由は、時代の流れと共に、女性の考え方も変化してきているからなのではないかなと感じています。

 

フェイシャルエステの人気が高まってきた背景に女性の社会進出がある

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わたしは今48歳とアラフィフですが、今から20年前、28歳の頃まで遡ってみますと、その頃には、エステやフェイシャルエステは一般的に侵透しつつありました。テレや雑誌ではエスCMを目にすることが多くなってきたころです。

 

もう少し遡ってみると、今から25年前(1995年)、当時、わたしは23歳。エステの立ち位置としては、まだまだ「特別な存在」でした。

 

フェイシャルエステだけを専門に行うエステティックはほとんど存在しませんでしたし、その頃にエステCMで良く目にしたのは、痩身や脱毛ばかりでした。

 

しかし、ちょうどこの頃から、国では、女性が仕事と家庭の両立ができるよう、育児や介護をしている方に向けて支援をする、育児・介護休業法の取得を可能にしました。

 

 

さらには、それからおよそ10年経つか経たないか(~2010年)の間には、育児、介護休業法改正で、短時間勤務制度の導入や、所定外労働の免除が義務化が行われ、今までのように女性だけが育児・家事をするという認識は変わり、共働き世帯が増加、育児と仕事の両立を図る女性が増えてきました。

 

社会進出を目指そうとする女性が増えたことで、自分の存在価値を高めたい、キャリアを付けたいと思う方が増え、若々しくいたい、健康でありたいと願う女性が多くなったのです。

 

当時の私はまだまだ年齢的にも若く、経験もそこそこでしたが、仕事を通して日頃から多くの女性たちと会うことで、なににも依存しない自立した女性は、パワーやエネルギーがすごいんだなと思っていましたし、エネルギッシュで素敵な大人の女性を見ては、憧れたりもしていました。

 

このころから、フェイシャルエステは、「女性が1度は行ってみたいところ」として挙げられるようになり、フェイシャルエステに行く女性がグン!!と増えてきたころではないかなぁと思っています。

 

フェイシャルエステティシャンを続けてきて思うこと

 今となっては、フェイシャルエステは手軽に受けられるトリートメントとして人気で、経験を積まれた素晴らしいエステティシャンの方も沢山おられますが、技術を習得後すぐに起業される方がいたり、エステティシャンとしての経験がないけれども、エステの集客を教えるための講師をされている方もいますよね。

 

どのスタイルが良くて、どのスタイルが悪いということはないのですが、でも私は、フェイシャルトリートメントは、経験をすればするほど、奥が深いもので、トリートメントの中ではボディや痩身、脱毛と比較しても、本当は1番難しいものだと思っています。手技で言えば指先の細かい動きが必要だったり、力加減は手のひら全体で入っていくボディとは全く異なります。そして何より、お客様の状態を見極めてトリートメントができるかどうかということが本当に重要になります。いくら、基礎的な知識や技術があったとしても、お客様の状態恵を見極められていなければ、肌結果が出せないからです。この見極める力を付けるためには、まずは経験も必要なのではないかなと、わたしは思います。

 

わたしがエステティシャンになったころ1990年ころから、後数年でエステティシャンも国家資格になると言われていましたが、残念ながら今もなっていません。この先でも、今の日本では国家資格になることはないと予想しています。

 

ただ、○○認定エステティシャンという称号はもうけられているので、エステティシャンを目指す方が昔と比べてものすごく多くなりましたし、個人サロンで起業する人も多くなったんですよね。そのため今ではフェイシャルサロンは都市のあちこちに存在しています。

 

沢山のサロン様があれば、お客様の立場としては、お店を選ぶ時に迷うこともあるので、フェイシャルエステを提供する側は、自分で行うフェイシャルエステで何を提供できるのか?もっと提供できることはないのか?と、真摯に学び続け、結果の出せるエステティシャンになっていかなければいけないですよね。

 

 肌や身体の不調に悩んでいる人にとっては、今のその症状が、その方の一生を左右してしまうほど深刻な問題であって、私たちエステティシャンは、お医者様のように薬を処方したり、治療をしてあげれるわけではありません。ですが、深刻になる前に予防策を提案してあげられたり、お手伝いすることができます。

 

肌は内臓を映し出す鏡で、身体は心の状態を表す鏡です。自分の手でしっかりとその方を感じていけば、その方の生活習慣や心の状態までみえてきます。

 

肩こりがあります。頭痛で鎮痛剤を飲んでいます。便は2日に1回です。冷え症なんです。一見、誰にでもありそうな症状ですが、こういったことを見過ごしてはいけないんですよね。

 

フェイシャルエステの目的とは?師匠から伝えてもらった言葉

 

フェイシャルエステの目的は、なんですか?と聞かれて、どう答えますか?

ただただお肌の汚れを取ること、潤い力を上げること、リラックスを感じてもらうこと、ただただそれだけですか?

 

わたしが肌専門エステティシャンとして最初にお会いしたのが師匠です。わたしは師匠の言葉に衝撃を受け、その言葉があったからこそ、上手くできない時、思いっきり悩んで挫折した時でも、辞めることなく乗り越えて今があります。

 

今からその師匠がお話しくださった内容を7つだけお伝えしたいと思いますが、

 


今から書く内容は、1992~1995年ごろに聞いた内容です。今でこそ聞けば分かる内容だとも思いますが、当時はこのようなことを一生懸命伝えている人はこの師匠以外誰もいなかったのではないかと思います。

 

師匠の言葉

エステティックとは美容産業ではなく、教育産業です。未来の母親を育てるための場所でなくてはならないんです。

 

 

昔の人は高価な化粧品こそなかったけれども、母親は家族のだfれよりも早く起き、身なりを整え、家族を送り出していました。自分が出かける時だけきれいにしている人がいるとするなら、それは誰のためなのでしょう。

 

 

母親は、家族の中心であり、家族にとって太陽の存在なんです。もしその母親が、暗くネガティブで、夢もなくただ何となく生きていたとするら、子供はどのように思うでしょう。いくつになっても夢や目標を持つことが大切なんです。夢を持つから生き生きするのです。だからあなたたちエステティシャンが夢を持ち、前向きに努力することが大切なんです。

 

 

最近は(1993年)朝食にパンを食べさせる親が増えましたが、その食生活が切れやすい子供を作るんです。(※この理由は最近になって一般的にも知られるようになりました)

 

疲れている時ほど、何も食べないことが一番なんです。

 

 キレイにそしてオシャレに装うことは、大切な人への愛情です。

 

 

肌荒れをしたらすぐにステロイド、抗生剤を付けるから肌が良くならないんです。肌の良い時期を長引かせるためには、予防が大切です。理論理屈でしっかり説明できること、そしてお客様自身に行動を起こさせてあげること、これができてはじめて予防美容ができるんです。

 

 

わたしは、過去に、肌だけでなく、母親のことでも悩んでいた時期があったので、師匠の言われる言葉がバシバシっと雷に打たれたかのように自分自身に入ってきて、話を聞きながら、自分がどんな大人になりたいかという、目指す女性像がはっきりわかった瞬間でもありました。

 

と同時に、今まで思っていたエステティックのイメージが一瞬で変わり、エステティシャンって素晴らしい仕事につけて良かった、って心底思いましたし、この仕事を極めたい、そしてこの仕事を通して自分自身も成長させていきたいと強く強く思ったんです。

 

それでも、事情があり、エステの仕事を数カ月離れた時期もありましたが、肌専門エステティシャンとして約30年間やってきた中で、師匠が言われた言葉は私の中で何度も何度も蘇り、その想いからぶれることなくきたように思います。

 

ここ1、2年は、子育てにも時間を必要とするようになったのもあり、そういう時期なのか、次のステップを考えるようになりました。そろそろ誰かに教えていきたいという思いと、まだまだわたしが教えるなんて、、という思いが交差したり、もうワンステップ上に行ってみたいと思うようになりました。

 

わたしは現在猫ちゃんを保護したことがキッカケで、猫ちゃんの癒し力にどっぷりはまっていますが、若い頃のようにただきれいに、ただ美しく、いることが幸せではなくて、誰かのために生きてみたり、人から必要とされたり、誰かに何かをしてあげられる喜びを感じたり、喜びを分かち合ったり、そんな些細なことが実はとっても幸せなことで愛だな~と、今さらながらしみじみ感じるようになりました。

 

愛には色んな形がありますが、今後もっと高齢化が進むこの時代に、人と犬猫がもっともっと共存しやすい環境があればと思うようになって、この先をどのようするかはまだ決めていませんが、そういったことに携わっていきたいと、願望ですけど・・そう思っています。

 

なので、今回このブログにフェイシャルエステティシャンとして経験してきたことのほんの一部でも書けたことは本当に良かったなって思いますし、今まで、なかなか口にすることのできなかった思いも書くことができたし、改めて自分の想いを再確認するきっかけになりました。

 

最後に

これからますますフェイシャルエステが必要になる時代になると思いますし、美しく健康に歳を重ねるためには、自己メンテナンスも必要になるでしょう。

 

フェイシャルエステの目的は、美しく生きる方法の提案をし、良い状態を長引かせられるよう、お客様自身に予防美容(方法)をおつたえし、お客様自身でできるようになってもらうことです。

 

お客様がそのようになれた時にはじめて、フェイシャルエステに行っていて良かったと思ってもらえると、わたしはそう感じています。